どんなものが良いジュエリーなのでしょうか。
ヨーロッパでは母が子供にジュエリーをプレゼントする時に
「ジュエリーは裏を見なさい。そうすれば良し悪しがわかるから。」と伝えるそうです。
ヨーロッパでは家族の宝物として代々受け継ぐのが、ジュエリー本来のかたちと言われています。
ですから親から子へジュエリーの目利き方法について伝えていくのですね。
裏まで磨き上げられたジュエリーは作っている段階で手間が違ってきます
確かにジュエリーを購入する時、デザインや宝石の美しさを確認しても裏側をわざわざ見ることってあまりしませんよね。
しかしジュエリーの裏部分は手を抜こうと思えば、いくらでも手を抜くことが出来てしまう部分。
地金をわざと薄くして軽く作ってしまっているものや、磨きの甘さ、
接合跡が残っているなどが見てとれるんです。
裏側まで美しく仕上げられたジュエリーというのは意外と少ないのです。
■裏を見るポイントは大きく分けて3つ。
①指あたりがいいか
②地金を不用意に中抜きして、強度が下がっていないか
③裏まで美しく磨かれているか
あとは指にはめてみた時の感覚も大切です。
「なんとなく付け心地が悪いな」と思って裏を見ると仕上げがあまり出来ていなかった…、なんてことがあります。
裏を見ることで、作り手がどのようにジュエリーと向き合っているかとてもよくわかります。
ジュエリーを購入する時に参考にしてみてくださいね。
他にも裏を見ると思いがけないものを見つけることがあるかもしれません。
スーツの裏地に凝るように、裏側にあえてメッセージを刻み込んだり宝石を埋め込んだジュエリーもあります。
職人のこだわりやメッセージを感じることが出来ます。
家族の誕生石を組み合わせたアイテムはHemavatiの人気オーダー 洋彫りで見えないところにもこだわりを
どれだけ外側が豪華で煌びやかなジュエリーであっても、見えない部分まで丁寧に仕上げられていなければ長く使える良いジュエリーではありません。
見えないところにこそ職人の技術とプライドを見ることが出来ます
大量生産されているジュエリーはどうしてもコストを抑えるために細部にあらが出てしまいます。
そういった物も、もちろんお安くていいのですが、ただ安いだけになってしまわないように注意が必要です。
ジュエリーは親から子へ、子から孫へ代々伝えていく家族の宝物です。
あなたの選んでいるジュエリーが、いつか愛する人の手に渡ることをイメージして選んでみるのもいいかもしれません。
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